UI/UXデザインとは?|UIとUXの違い・役割・必要なスキルを解説

UI/UXデザインは、Webサイトやアプリ、デジタルサービスなどを、ユーザーが分かりやすく使いやすい形に設計するデザインです。
見た目を整えるだけでなく、情報や操作の流れを整理し、目的を達成しやすい体験を作ることも大切です。
この記事では、UI/UXデザインとは何か、他のデザインとの違い、主な対象、必要なスキル、初心者向けの学び方までをわかりやすく解説します。

ミラ

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この記事のポイントは以下の3つです。

  • UIデザインとUXデザインの意味がわかる
  • UI/UXデザインの主な対象と役割がわかる
  • 必要なスキルと学び方がわかる
目次

UI/UXデザインとは?

UI/UXデザインとは、商品やサービスを分かりやすく、使いやすく設計することです。

UIとUXは一緒に使われることが多い言葉ですが、役割が異なります。

UIデザインの役割

UIデザインの役割は、ユーザーが画面上で必要な情報を見つけやすく、迷わず操作できる状態を作ることです。

Webサイトやアプリでは、ボタン、メニュー、フォームなどを整理し、どこを見ればよいか、何を押せばよいかが分かる画面にすることが重要になります。

見た目を整えるだけでなく、ユーザーが目的の操作に進みやすいように、情報の見せ方や操作のしやすさを設計します。

UXデザインの役割

UXデザインの役割は、ユーザーが商品やサービスを通して、目的を達成しやすい体験を作ることです。

サービスを知る、登録する、使う、比較する、購入するなど、ユーザーが関わる一連の流れを考えます。

画面の使いやすさだけでなく、機能の分かりやすさ、操作の負担、表示速度、サポート、利用後の満足感まで含めて、全体の体験を設計します。

UI/UXデザインの中心範囲と関連領域

この記事では、UI/UXデザインの中心範囲を「Webサイトやアプリなどのデジタルサービスにおける画面と体験の設計」として扱います。

領域位置づけ
UIデザインボタンやフォームなど、画面と操作部分の設計
UXデザインサービスを通したユーザー体験全体の設計
UXリサーチユーザーの行動や課題を調べる領域
情報設計情報の分類、構造、導線を整理する領域
WebデザインWebサイトやLPをWebに合わせて設計する領域
サービスデザインユーザー体験だけでなく、運営や仕組みまで含めて設計する領域

UIデザインはUXを作るための重要な要素の一つで、画面がきれいでも操作しにくければ良い体験にはなりません。

まずは、UIは「接点の設計」、UXは「体験全体の設計」と理解すると整理しやすいでしょう。

UI/UXデザインの主な対象

UI/UXデザインは、Webサイトやアプリなどさまざまなサービスで使われます。

対象によって重視する操作や体験が異なります。ここでは、代表的な対象を紹介します。

Webサイト

Webサイトでは、必要な情報を見つけやすくし、問い合わせや資料請求などの目的へ進みやすい導線を設計します。

情報の見やすさとページ間の移動しやすさが重要です。

スマートフォンアプリ

スマートフォンアプリでは、限られた画面でも迷わず操作できるUIを設計します。

ボタンの押しやすさや画面移動、通知を整え、継続して使いやすい体験を作ります。

EC・予約サービス

EC・予約サービスでは、商品や条件を探し、購入や予約を完了するまでの流れを設計します。

検索、比較、決済などを分かりやすくし、途中で迷わないことが大切です。

業務システム

業務システムでは、情報の確認や入力を早く正確に進められるように設計します。

見た目の新しさよりも、操作の分かりやすさやミスの防ぎやすさが重視されます。

デジタルサービス以外のUXデザイン

UXデザインは、店舗での受付や商品の受け取りなど、画面の外の体験にも関わります。

サービスを知ってから利用を終えるまでの流れ全体を、分かりやすく快適に整えます。

UI/UXデザインに必要なスキル

UI/UXデザインでは、見た目を整えるだけでなく、情報や課題を整理し、使いやすい形に設計する力が必要です。

デザインの基礎スキル

レイアウト、配色、タイポグラフィ、余白、視線誘導、一貫性などの基礎が重要です。

見た目を飾るためではなく、情報や操作を分かりやすくするために、デザインの基礎を使うことが大切です。

情報設計・導線設計のスキル

情報を分かりやすい順番や構造に整理する情報設計と、目的達成までの操作や画面移動を考える導線設計が必要です。

画面単体の見た目だけでなく、画面同士のつながりまで考えることが重要です。

ユーザー理解・リサーチのスキル

デザイナーの感覚だけで使いやすさを判断せず、インタビューや行動観察などを通してユーザーの目的や課題を調べることが大切です。

まずは身近な人に話を聞いたり、操作を見せてもらったりすることから始めるとよいでしょう。

プロトタイピングのスキル

Figmaなどで画面をつなぎ、実際に操作できる試作品を作って動きを確認します。

ボタンの見つけにくさや画面移動の多さなど、問題を早い段階で見つけられる点が重要です。

UI/UXデザインと他のデザインの違い

UI/UXデザインは、Webデザインやサービスデザインと重なる部分がありますが、設計する対象や範囲が異なります。

Webデザインとの違い

Webデザインは、WebサイトやLPを見やすく、伝わりやすく設計する領域です。

UI/UXデザインはWebサイトだけでなく、アプリや業務システムなども対象にし、ユーザー調査や公開後の改善まで扱うことがあります。

WebデザインがWebページを中心に設計するのに対し、UI/UXデザインは画面やサービスを使う体験を中心に設計する点が異なります。

サービスデザインとの違い

サービスデザインは、ユーザー体験だけでなく、その体験を支える仕組みや運営まで設計する領域です。

たとえば店舗受け取りサービスでは、予約画面だけでなく、スタッフの対応や在庫管理なども考えます。UXデザインがユーザーの体験を中心に扱うのに対し、サービスデザインはそれを実現する業務や仕組みまで広く扱います。

UI/UXデザインの学び方

UI/UXデザインは、デザイン、情報設計、リサーチ、ツール操作など、学ぶ範囲が広く見えます。

しかし、最初からすべてを完璧に理解する必要はありません。

初心者は、身近なサービスを観察し、小さな画面や操作の流れを作りながら学ぶと進めやすくなります。

未経験から学ぶ順番

未経験からUI/UXデザインを学ぶ場合は、以下の順番で進めると理解しやすくなります。

  1. UIとUXの違いを理解する
  2. デザインの基本を学ぶ
  3. Webサイトやアプリを観察する
  4. Figmaの基本操作を学ぶ
  5. UIを模写する
  6. ワイヤーフレームを作る
  7. プロトタイプを作る
  8. ユーザーに使ってもらう
  9. 改善内容をポートフォリオにまとめる

最初から複雑なアプリを作ろうとしなくても大丈夫です。

まずは、ログイン、検索、予約、購入など、一つの操作に範囲を絞って学ぶと理解しやすくなります。

日常のサービスを観察する

UI/UXデザインを学ぶには、普段使っているWebサイトやアプリを観察することが大切です。

見るときは、以下のポイントに注目すると学びやすくなります。

  • 最初に何をすればよいか分かるか
  • 目的の情報を見つけやすいか
  • ボタンが押せることが分かるか
  • 操作した結果が伝わるか
  • エラーの原因と直し方が分かるか
  • 目的を達成するまでに迷わないか
  • スマートフォンでも操作しやすいか

ただ使うだけではなく、「なぜこの場所にボタンがあるのか」「なぜこの順番で入力するのか」を考えてみましょう。

使いやすい部分だけでなく、迷った部分や面倒に感じた部分も記録すると、改善を考える練習になります。

FigmaでUIを模写する

UIデザインを学ぶなら、Figmaで既存のWebサイトやアプリ画面を模写するのがおすすめです。

模写をすると、文字サイズ、余白、ボタンの大きさ、情報のまとまり、パーツの繰り返しなどを体感できます。

ただし、見た目をそのまま再現するだけではなく、以下の点も考えましょう。

  • どの情報が目立っているか
  • 要素がどのようにまとめられているか
  • ボタンの役割が分かるか
  • 同じパーツが統一されているか
  • 次の操作へ進みやすいか

慣れてきたら、画面を模写するだけでなく、前後の画面も作り、操作の流れを考えてみるとよいでしょう。

ユーザーに使ってもらう

自分では分かりやすいと思っていても、初めて見る人は違う場所で迷うことがあります。

作った画面やプロトタイプは、家族、友人、同僚などに使ってもらいましょう。

そのときは、使い方を説明しすぎず、どこを押すか、どこで止まるかを観察します。

たとえば、以下のような点を確認します。

  • 最初の操作が分かったか
  • ボタンをすぐに見つけられたか
  • 入力内容を理解できたか
  • 途中で迷った場所があったか
  • 最後まで目的を達成できたか

ユーザーが迷った場所には、UIや導線を改善するヒントがあります。

意見を聞くだけでなく、実際の行動を見ることが大切です。

ポートフォリオにまとめる

学んだことは、制作過程を含めてポートフォリオにまとめましょう。

UI/UXデザインのポートフォリオでは、完成した画面だけでなく、どのように課題を考え、改善したのかを伝えることが重要です。

主に以下のような内容をまとめます。

  • サービスや制作物の概要
  • 想定ユーザー
  • 解決したい課題
  • 調査や仮説
  • 情報設計・導線設計
  • ワイヤーフレーム
  • UIデザイン
  • プロトタイプ
  • ユーザーから得た気づき
  • 改善した内容

完成した見た目だけを並べると、どのように考えたのかが伝わりにくくなります。

「なぜこの設計にしたのか」「検証して何を変えたのか」まで説明できると、考えて設計できることが伝わりやすくなります。

まとめ|UI/UXデザインは使う人の体験を設計する仕事

UI/UXデザインは、Webサイトやアプリなどを、分かりやすく使いやすい形に設計するデザインです。

UIデザインは画面や操作部分を整え、UXデザインはサービスを知ってから目的を達成するまでの体験全体を設計します。

良い体験を作るには、見た目だけでなく、ユーザーを理解し、情報や導線を整理しながら改善することが大切です。

初心者は、まずUIとUXの違いを理解し、身近なサービスの観察やFigmaでの模写から始めましょう。慣れてきたら、ワイヤーフレームやプロトタイプ、ユーザーテストへ学びを広げると理解が深まります。

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